本件の状況
依頼者の父が死亡。依頼者は父と同居。
依頼者には兄弟が3名いたため、相続人は依頼者を含め4名。
自宅土地建物以外にめぼしい財産はなかった。
依頼時の状況
依頼者はそのまま実家を守り続けたいという要望が強く、
どうしても実家土地建物を守りたいということで依頼に来られました。
事案の経過・得られた結果
依頼者はずっと父に寄り添い、長い間尽くしてきました。
このことを他の相続人にきちんとアピールして説得し、
固定資産税評価額よりも低額のお金を他の相続人に渡し、自宅土地建物を依頼者が相続できることとなりました。
ポイント
この事案はどうしても実家を守りたいというニーズはあったものの、依頼者が出せる予算というのは限られていました。
調停や審判に行ってしまった場合、恐らく代金を払いきれずに売却は避けられなかったので、説得によって何とか終わることができてとても良かったと思っています。